畑作

どうして畑をやるようになったか。

名古屋大学医学部、ケアマネージャー等の高齢者をとりまくメンバーとで「高齢者の生きがい事業」について検討していた時、誰かが「農作業が良いのでは?」と言いだし、盛り上がったので農作業をやる場所を探すことに。

稲作は経験があったけれど畑作はやることが多そうでとてもやる気になれない。
でもやるのは自分ではないので「まあ何とかなるか」というゆるい感覚。

名古屋市内で探そうとすると空きがなく、誰かがやめないと借りられないという。
やむなく名古屋近郊でも探す。

同時期に名大農学部の服部教授を紹介いただき技術顧問になってもらう。(結局巻き込まれて畑作メンバーとなる)

友人の伝手で場所は見つかったが、100坪くらいの希望に対して600坪(2反)弱。
場所も刈谷の先の豊田市(名古屋から車で30分)。

見つかった場所はここしかなかったのと、状況がよく分かってなかったので借りることに。
地主さんから「雑草を伸ばさなければ、何をやってくれてもかまわない」といわれて、あとは「やる人たち」が考えればOKと、この時は思っていた。

実際に地主さんと契約して再びメンバーとミーティングを開いたら、「場所が遠いのでやる人がみつからない」という。
いきなりピンチ。

人の伝手でお願いしているのでいきなりは断れない。
しかし雑草を刈るにも何も道具がない。
2か月後に名古屋大学の医師個人出費でJRの廃コンテナを買ってもらい、道具はボチボチそろえることに。

「高齢者の生きがい事業」がいきなり「敗戦処理」の様相になってきた。

2009年8月25日

2009年10月24日